■48歳にチキンラーメン、
■61歳でカップヌードル、
■95歳で宇宙食ラーメン、
これらを開発された起業家、
安藤百福(あんどう ももふく)さんの
伝記を読んでいました。
(NHKの朝ドラ『まんぷく』の
モデルになった方です。)
決して、
成功の連続ではなくて、
山あり 谷ありのお話でした。
その中で 百福さんが95歳を過ぎて、
インタビューを受けられていたのですが、
とても興味深かったです。
インタビューアさんは
「チキンラーメンを
発明した瞬間の気持ちは
いかがでしたか?」
と質問をしました。
百福さんは、
こう答えられます。
『決定的な発明の瞬間というのは、
思いつかないなぁ。
何度も失敗を繰り返しながら、
少しずつ前進したんです。
差し込むわずかな光を頼りに、
進み続けるしか
ありませんでしたから。』
っと。
ビジネスをしていくと、
「あんなことができて凄いですね。」
とか、
「あの実績は凄いですよ。」
と言って
頂けることがあって、
そんなとき、
自分のやってきたことは、
そんなに凄いことじゃないと思うなぁ。
と、
変に恐縮してしまうことが
あるかもしれません。
96歳まで、
現役の起業家だった百福さんがおっしゃる、
『決定的な発明の瞬間というのは、
思いつかないなぁ。』
という言葉を聴いて、
どこまで進んでも、
自分が行ってきたことを、
自分自身で凄いと思うよりは、
「まだまだ~!」
「まだできる~!!」
と思うのかな。
そんなことを思いました。
成長はどこまでも続きます。^ ^
今日も素敵な1日を!
PS.
安藤百福さんの伝記は、
子ども向けに描かれた人物伝で、
子ども達に
夜の読み聞かせをしながら
読みました。^ ^